■ 7月24日から8月6日まで蒼穹舎にて開催しておりました千葉雅人写真展「蒼い犬/blue dog」は無事に会期を終了いたしました。
会期中は連日とても暑い中、足を運んでくださった皆さまには心より感謝申し上げます。
一年に一度は写真展を開催することを数年間続けてきた現在地は、開催期間中のスタンスがどんどんプリミティブになってきているように感じます。
在廊できる日数が多くても少なくても、訪れてくれる人が多くても少なくても、本当に届くべき(届いてほしい)ものに変わりはない、ということが体感として分かってきたからなのかもしれません。
今回の会期中に大田さんと重ねた会話の中から得た収穫は、千葉には「写真が上手いということがどういうことなのか分からない」という、手に入れようとして入れられるものではない強みがある、ということでした。
千葉にとってはそれはまるで目から鱗の気づきでした。