■ 清水コウ写真展「私の山」が6月21日より、新宿三丁目のサードディストリクトギャラリーにて開催されます。

サードは以前から一度展示をしてみたいなと思っていた場所なので、どんな空間を創ることができるのか楽しみでもあるし、チャレンジでもあります。

会期に合わせてまた写真集も制作するので、今はそのことばかりが頭を占めています。デザインはほとんど仕上がった。あとは印刷と製本。気が抜けない。

「私の山」は、2012年に第7回写真1_WALLにて審査員奨励賞を受賞した作品ですが、その後一度も発表する機会を持たないまま、今に至っている作品です。10年寝かせた、という訳でもなく、気づいたら10年も経ってしまっていました。

一度は自分自身で編集して、それなりに一つの形に仕上げていた作品なので、今回どのような形で本にするべきか、長い間もやもやと悩み続けていたのですが、最終的には蒼穹舎の大田さんに編集をお願いすることに心を決め、仕上がった並びには不思議と今現在の自分に寄り添うような感覚もあり、このタイミングで本にする時に、こびりついた執着を手放し客観性という新たな風を取り入れることにして良かった、とじわじわ思えるのでした。

丁寧な造りの、いい本にしたい。

あと約一か月。まずは本を仕上げて、それから展示の構想を練っていきます。

 

■ 清水コウ写真展「既知の杜」が無事に蒼穹舎での会期(4.18 – 5.1)を終えました。見に来てくださった皆さまには心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

毎年春頃に蒼穹舎で展示をさせてもらうようになって3度目になりますが(まだ3度目なのか!)今年の会期はいつになくお天気がとても不安定でした。にもかかわらず、雨足が強く、もしかしたら今日は一人も来ないんじゃないか、、と危惧するような日でも、誰かしらが見に来てくださったことは、本当に嬉しくありがたかったです。(そしてそういう日は逆にゆっくりお話ができたりもしたことは怪我の功名的なことでもありました)

今年はまたすぐ6月に、今度は新宿三丁目のサードディストリクトギャラリーでの展示も控えていて、なんだか自分で自分を追い込んでしまっていますが、気持ちを切り替えてしっかり頑張らねば。(サードでの展示は10年前に制作した作品を今一度見つめ直して初展示する内容となります。ここ最近の私の作風とはまた違う写真群になる予定です)

ひとまずは、「既知の杜」が会期中に大きな地震などもなく、無事に終えられて良かった。ありがとうございました。

(照明の色が被って写ったけれど、これはこれでちょっと幻想的で気に入っている会場写真)

(展示会場で販売していた「既知の杜」の写真集。今回もまた、表紙には手刺繍を施しました。杜の中の木(木の幹)をイメージして、糸の色は一本一本微妙に変化させました。例えば黄色っぽいのは西陽を浴びた木、白っぽいのは白樺の木、のように)